たけのこが食べたくなる旬の季節がやってきました。春の味覚として名高い「たけのこ」。食感もよく、味もしみ込みやすいので煮物などには最適な食材です。また、ほかの具材と一緒にしても、存在感が出せるため魅力的な春の食材でもありますよね。
また、たけのこにはチロシンというアミノ酸の一種が含まれているので、食べることでやる気や集中力アップの助けにもなります。
たけのこレシピといえば、まずは、たけのこご飯!ひとくちに筍ご飯といっても混ぜご飯もあれば炊き込みご飯もあります。タケノコは歯応えがあるため満腹感が得られやすく、食物繊維も豊富なのでダイエット中にもおすすめ!
今回は魅力的なたけのこご飯レシピの中から、筍を酢飯と混ぜて作るお手軽な五目ご飯「タケノコの五目混ぜご飯」をご紹介します。春らしい一品なのでぜひ作ってみてください。
たけのこご飯の作り方(混ぜご飯)
今回ご紹介するのは「タケノコの五目混ぜご飯」の作り方。生のたけのこが手に入る旬の時期だからこそ、たけのこをたっぷり使ったたけのこご飯で春を満喫しちゃいましょう。
あく抜きが面倒なら、年中手に入る水煮のたけのこを使うのもアリですよ。たけのこのあく抜き方法から保存方法、その他たけのこレシピについては文末にリンクを貼っていますのでご参考まで。
タケノコの五目混ぜご飯レシピ
材料(4人分)
- 茹でたたけのこ(タケノコの水煮):110g
- かんぴょう:15g(※15分ほど水につけもどしておく)
- ごぼう:60g
- にんじん:1/2本
- 鶏ムネ肉:110g
- しいたけ:2個
- 油揚げ:1枚
- サラダ油:大さじ2
- 紅ショウガ:適量(※お好みでみじん切りにしておくと綺麗に盛り付けられます)
【調味料の材料】
- 砂糖:大さじ2
- 酒:大さじ1
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ2
- だし汁:1カップ(※和風だしの素大さじ1を入れたもの)
【酢飯の材料】
- ご飯(白米):2合
- 酢:大さじ2と1/2
- 塩:小さじ1/2
※酢と塩は混ぜ合わせておきましょう。
※調味料で砂糖を使用しているため酢飯には砂糖は使いません。
タケノコの五目混ぜご飯の作り方
- ごぼうを水で洗って、ささがきにし、ボウルで水に5分ほどさらしておきます。
- タケノコ、ニンジンはいちょう切りに、かんぴょうは1センチ幅に切り、鶏ムネ肉も1センチほどの大きさに切っておきます。
- しいたけは、キッチンペーパーでかさの部分をふき、石づきを切り落としたら、薄切りにします。油揚げは細切りにしておきます。
- フライパンにサラダ油を引いて中火にし、ごぼう、鶏肉、にんじん、かんぴょう、タケノコを入れて4分炒め、その後、しいたけと油揚げを入れてさらに4分ほど炒めます。
- 4のフライパンに【調味料の材料】である砂糖、酒、醤油、みりん、だし汁を入れ15分ほど煮込みます。これで五目ご飯のタネの完成です。
- 白ご飯を大きなボウルなどに入れ、うちわなどでご飯を冷ましながら、混ぜ合わせておいた酢と塩の合わせ酢をご飯をしゃもじで切るようにしながら全体的に混ぜ合わせます。これで酢飯の完成です。
- できた酢飯に五目ご飯のタネを混ぜ合わせます。
- お茶碗に盛りつけ、刻んだ紅ショウガを添えたら「タケノコの五目混ぜご飯」の完成です。
五目ご飯のタネは味の決め手になるので、具材に味をしっかりしみ込ませるためにも時間をかけて煮込みましょう。煮込んでいる間に、同時進行で酢飯を作るとスムーズに調理ができます。
酢飯を作るときは、必ずうちわなどでご飯を冷ましながら合わせ酢を混ぜ合わせましょう。お酢がご飯にまんべんなくしみ込み、つや感のある酢飯ができます。また、冷ますことにより、ベッタリしない酢飯ができます。
紅ショウガは酸味が強いので、お好みの量でどうぞ。木の芽を添えてもキレイですね。
春を満喫できる栄養たっぷりのたけのこご飯、ぜひ作ってみてくださいね。